【点滴編】切迫早産で長期入院した話⑥

切迫早産で4ヶ月半入院していました。

入院生活ではずっとリトドリン点滴を行なっていました。

長い入院生活の中で,特に重要だったのが,点滴をしてくれる看護師さんが誰かということでした。

上手い人は一発で血管見つけてくれるし,しかも差し替えまで長いこと保つのです。

下手な人は何度も点滴を打つし,すぐに点滴が漏れてきたり,痛くなったりしてきて,1日と持たないことも多かったです。そんなこんなで,125日の入院生活で通算126回の点滴差し替え。

最後の1ヶ月は,毎日のように点滴を交換していたこともあり,点滴回数が多くなりました。

平均して1日に1回はかえている計算になります。

ちなみに,管理人は,入院初日の一発目から失敗されましたよ。その時点で3回は打たれたよ。この先何回も打つというのに,ふざけるなと内心思っていましたよ。

入院初日の点滴失敗

以下入院した初日のやり取り

点滴一回目→これでもかというくらい腕を縛られる。(腕縛りも痛い)

ある看護師さん
ある看護師さん

うわー。血管細いね。これは,出にくいよ。

この時点で不安でしたが,案の上一発目から失敗する。

血管出にくいって言われるでしょう。この先大変ですよ〜。

血管出にくいのか。リトドリン点滴って確かずっとあるんだよな。辛いな〜。

点滴2回目,まさかのまた失敗する。しかも3回目を打とうと準備している。

2回失敗したのにまだ打つの?できたら他の人に代わってもらいたい。

ここで,助っ人のベテラン姐さん登場。

点滴3回目。

姐さん
姐さん

出にくいの?私が打とうか?確かに出にくいね〜。

あ,でもあったよ。ここに良い血管!ここなら一週間はもつと思うよ〜。

と言われながら,プスッと一発。

姐さん。ありがとうございます。

一発で決めれるやないかと思ったのは,ここだけの話。

この日から,私は,どの看護師さんが点滴が上手いのかをチェックし始めました。

10数人の方が私に点滴を打ってくださいましたが,その中でも,私を救ってくれた看護師さんを紹介します。

私を救った看護師さんベスト3

ベテラン姐さん

エントリーNo.1「ベテラン姐さん」

特長:喋り方がゆっくり,婦長さんなのでいつも忙しい。誰かが点滴を打つのに困っていたら,どこからか駆けつけてくれる。口癖は「呼んだ〜?」

特技:血管を見つけること,二の腕の難しい場所の血管も特定できる。

若外来姉さん

エントリーNo.2「若外来姉さん」

特長:ハキハキしている。普段は外来担当。病棟が忙しい時の助っ人。おしゃべりが得意でたくさん話してくれる。

特技:細い血管を探し当てる。元々,ご老人の点滴を担当する病棟にいたため,細い血管や弱った血管でも点滴を打つことができる。

メガ姉

エントリーNo.3「メガ姉」

特長:メガネをかけている。喋り方はおっとり。点滴に自信あり。神の右手中指を持っている。

特技:神の右手中指により,どんなに難しい血管でも探し当てることができる。入院最後の1ヶ月,神の中指が乾燥により負傷。神の左手人差し指を発掘する。

点滴が上手い看護師さんを見つけるためにしたこと

初日に点滴を失敗され痛い目をみた私は,なんとか差し替えの回数を減らそうと点滴が上手い看護師さんを探し,その人に点滴を打ってもらえるよう画策しました。

以下はその手順です。

①看護師さんとお喋りして仲良くなる。

②誰が点滴が上手いのか看護師さん同士の情報を聞き出す

③点滴が上手い人に夜勤の時に喋りかけて仲良くなる。→夜勤の時なのは,昼間と比べて,患者数が減るため。(夜10時消灯で大部屋の人は寝ている。)

夜ふかしの管理人は,夜勤の看護師さんとよく喋っていたよ。

④点滴が上手い人のシフトを確認する。

ここまで来ると,もはやストーカーだよ。

⑤点滴差し替えの時期が来たら,タイミングを見計らって,点滴が上手い人に差し替えを頼む。

このようなやり方を経て,本当に信頼できる看護師さんに点滴を差し替えてもらうことができました。

管理人ははじめ,我慢していましたが,

慣れてからは,「〇〇さんに来てもらいたいです。」と意思を伝えるようになりました。

我慢しても損するのは自分だと気づいてから,我を通すようになりました。

何より,ストレスはお腹の子に悪い!

看護師さんへ伝えたいこと

切迫早産の入院患者を扱う看護師さんへ伝えたいこと。

それは,点滴交換の際,

血管が見つからない,見つける自信がないなら潔く交替して下さい!

ということ。

粘られても,粘られても見つからないものはないのです。患者は練習台ではありません。

切迫早産で入院している私たち(勝手に代表を名乗る)は,ただでさえ動悸や息切れで辛いのです。赤ちゃんのことで集中したいのです。この上血管の心配までしたくないのです。

1日で同じ人に5回差し替えられたこともありました。(5回目でやっと成功)

他に人がいないとかならわかりますが,できたら早めに見切りをつけて交代してもらえるとありがたいです。

点滴ってそもそもいるの?

私は,入院が落ち着いた3日目くらいから,海外の記事が目につきました。

海外では,そもそも,切迫早産で入院するのは2日だということ。

そして,日本だけが切迫早産の予防のために長期入院しているということ!

なぜ日本だけが切迫早産で入院しないといけないのか。主治医のおじい先生に聞いてみました。

先生。欧州では,リトドリンの副作用が問題視されて48時間以内の使用制限がされているようなのですが,なぜ日本ではリトドリンの長期投与が行われているのでしょうか。

いろんな報告があることは当然知っている。日本では,リスクよりもベネフィットの方が上回ると判断されているからだよ。

至極正論。また後日↓

欧州では48時間以内に張りが治ったら,すぐ退院させて様子を見るみたいなんですけど,

私も,欧州に習って張りが治ったら点滴を一旦外してもらうことってできませんかね。

バカを言うんじゃない。一回点滴を外して張りかえしが来てそのまま陣痛につながったらどうする。今生まれても子どもが助かる可能性は低い。大人しく入院しときなさい。

また別の日↓

先生。もう入院飽きました。退院させてください。

もう点滴も嫌です。

子どもみたいなことを言いなさんな。大人しく入院しときなさい。

お腹の赤ちゃんのために頑張りなさい。

こんなやり取りを入院中何度か繰り返したり(めんどくさい患者),いろんな論文を読み漁ったりした結果,

自分なりに納得して,最後まで大人しく入院していることにしました。

点滴のリトドリン量が上がるたびに,慣れるまで手の震え動悸がきて,何度も点滴をやめたいと思いましたが,お腹の赤ちゃんのためと思い耐えることができました。

リトドリン点滴については,面白い論文が沢山見つかったので,また別記事でまとめようと思います。


なんだか今日は(今日も?)まとまりのない投稿になってしまいました。

お付き合いいただきありがとうございました。

主治医のおじい先生は本当に私のおじいちゃんみたいでした。

たまに,おじい先生に会いたくなるんだよね。

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